本日のasahi.com「セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図公表」
文部科学省は27日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、群馬県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、250キロを超えて広がっていることが分かった。
8月23日~9月8日、県の防災ヘリコプターで測定した。汚染度の高い地域の帯は、原発から北西60キロ付近まで延びた後、南西に方向を変えて栃木県を越え、群馬県まで続いていた。文科省によると、放射性物質を含んだ雲が山地に沿って風に運ばれ、樹木や雨によって地上に沈着したと推測できるという。
放射性物質の量が半分になる半減期が30年のセシウム137で最も蓄積が多かったのは県北部。原発から約180キロ離れたみどり市や桐生市などの山間部の一部で、1平方メートルあたり10万~30万ベクレルにのぼった。250キロ離れた長野県境の一部でも3万ベクレルを超えた。チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。
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8~9月の数値でこの値ということは、3~4月はこんなものではなかった、ということだ。先日「ふるさとの山、放射能汚染中」という記事をアップしたが、なんのことはない群馬も同じかそれ以上に汚染されていたのである。
私たちの過去の活動場所「旧・神流アトリエ」と「旧・忍木菟屋」をこの地図にプロットしてみた。
高濃度汚染地域からわずかに外れてはいるものの、もはや山の水や囲炉裏を焚く楽しみは味わえそうもない。今後、他県でどんな数値が出てくるのか・・・
文部科学省及び群馬県による航空機モニタリングの測定結果について