花見に行ってきた。香川県は海と花が同時に見れる場所がたくさんあるんです。その雄のひとつと思われる三豊市の紫雲出山(しうでやま)へ。
荘内半島という岬の峰にある。
標高352m、かなり急峻な道をくねくね上がります。
登り口にゲートができていて駐車場の順番待ちでようやく到着して、山頂へ歩き始めたものの、なんと桜はまだぜんぜん咲いていないのだった。
でも景色がすばらしい。
すっかり気に入ってしまった。たいがい岬の突端や峰は強風で木が大きく育たないものだ。ここはよほど穏やかなのだろう。先日の強風被害もほとんど見られない。
帰ってから「シームレス地質図」で調べてみると、やっぱり讃岐特有のメサ地形だった。花崗岩の上にできた溶岩台地である。
▼解説は「香川大博物館」HPより。
帰りは宇多津にある海辺のバーガー屋さんへ寄ってみる。
しごくモダンで・・・
景色もいいのだけれど・・・
店内の騒音が凄い!・・・店の3面がはめ殺しガラスになっている。で、おそらくもう一面の壁と床が「GL工法」。隣の客の会話まで増幅される凄い効果。試しに海沿いのテラスに脱出してみると嘘のような静寂に包まれる。安藤忠雄の住宅も音が響く不快さでクレームついたという話を思い出した。
モダンを追求する設計屋さん、この辺りにも気を配ってくださいよ。
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海岸沿いの桜は満開に近い。五色台の沿岸の桜を愛でる。
瀬戸内で最も美しいものの一つ「夕空」の海をバックに桜。
遠く瀬戸大橋が見える。今日は釣り船がたくさん出ていた。
ああ、釣りもやりたい。