和歌山、多田屋・井出商店


森林ネタが続いたので今日は食べネタを書いておく。今回の旅は久しぶりのロングドライブだった。

講演は田辺市だったので、まずはフェリーで和歌山入り。夕食に駅前へくり出したんだが、まったく下調べ無しでディープな居酒屋へ入り込んでしまった。

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で、おでんから焼き鳥から揚げ物、刺身、〆の汁物まで、およそ居酒屋にありそうな全てが揃っているメニューが、安い!

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これなら多少マズくてもいいや、と思ったら美味いのだ、これが。

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そして酒が良い。和歌山の地酒、純米酒「豊富」これが320円。どうやら酒屋直結のお店らしい。

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皮を塩で、揚げたてのアジフライ。

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yuiさんは〆に粕汁。少し味見させてもらったがこれもすばらしい。

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勘定がメチャ安! なんでも朝からやっている店で工場の夜勤の人なんかが昼飲みしているんだって。全メニュー朝からOKだそう。ふわぁ和歌山の旅の夜はココで決まりだよw。

いや、私の主目的はここではなく和歌山ラーメンだったのだ。そう、かのラーメン王・石神クンが1位に推して全国的有名店になってしまったという「井出商店」だ。iPhoneでナビしながら歩いていき店を発見。

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まだ深夜にはならないが、行列はなくすぐ座れた。すでに豚の強烈な臭い。おう、あったあったテーブルに「早寿司」150円。まずこれをいただいてみたかった。一口のサバの押し寿司なんだね。

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来ました中華そば600円。

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スープは濃厚、臭いは九州とんこつでも最もディープな久留米や大牟田のラーメンのような感じ。yuiさんは絶対ムリなので食べたのは私だけw。

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食べログでは有名になりすぎて味を落としたという評があったけど、悪くない。麺も気になるほどやわではないし。梅型のかまぼこがカワイイが、これは紀州梅を表現しているのかな?

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和歌山ラーメンには大きく分けて「醤油ベース」と「豚骨ベース」の2系統があって、醤油ベースは以前旅の途中で「丸宮」という店で食べたことがある(こちら)。で後者の豚骨ベースの代表格がここ「井出商店」らしい。両者は「和歌山ラーメン」とひとくくりするにはあまりにかけ離れたものである。

多田屋と井出商店の位置関係はこんな感じで(駅近が多田屋)旅のおりハシゴするにはもってこいの位置関係にある。はい、また行くと思いますw。

おまけ。

海南市で見つけた青石のブロック塀。海南市は一部に青石(三波川変成岩)地帯が出てくる。徳島の山中と同じ石積みが町の随所に現れる。しかし、切り石のブロック積みは珍しい。

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