天気がいいので高知へ。秘仏の御開帳がある足摺岬の38番札所「金剛福寺」を目指す。香川から高知への山みちは高速道路を使うと速い(トンネルだらけだが)。一気に窪川まで行く。そこからは下道で。
幡多路はシイの花が満開。
足摺半島内部の遍路路、周囲はジャングルのような照葉樹の密林。
足摺半島の先端にある38番金剛福寺。高松から最も遠い札所である。珍しくお遍路以外のたくさんの観光客が混じる境内。
仁王さんは赤くてユーモラス。
広大な敷地に様々な建物があり池や庭園も立派。
ご本尊の3面千手観音像を見せていただく(特別公開500円)。観音像から結ばれた糸が伸び、こちらの法具にしばられている。「そこに触れてどうぞお願いごとを」と言われる。めったに神仏頼みしないのだけど、せっかくだから・・・
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今日の岬は快晴だった。10年前に来たときはどんより小雨で風が強く不気味だった。樹木のトンネルに入るとセミがいっせいに鳴き、地面をフナムシが這っていた。それがどうだ、今日は微風に花の香りまで流れてくる。
37番の岩本寺からここまで歩けば80km超。遍路道の最長区間である。自家用車の旅人でさえ足摺岬は遠いのだから、岬と寺を見たらとんぼ返りということになってしまう。
ここに世界規模の巨石群があることを知る人は少ない。
残念ながら、公園化のために一部のストーンサークルは壊されてしまったらしい。しかしこの公園、誰もいないのだ。草の管理はどのようにしているのだろうか、まさかネオニコ? ラウンドアップ・・・?
道がありそうだ。
入口発見!
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