小豆島「うすけはれ」個展搬入


徹夜明け、朝メシにそば粉のパンケーキ+リンゴソース、キュウリとトマトとパクチィのサラダ。コーヒー。

車に荷物を満載して小豆島へ。車で乗船すると小豆島行きのフェリー代はお高い。

中山の個展会場「うすけはれ」に到着。まずは今回の目玉である「クラフト紙シリーズ」のレイアウトを決める。

オーナーの上杉くんが板壁を設置。ギャラリー会場の2階はサイドの壁が低いので前面に新たに壁を立ち上げて展示面をつくるのだ。

ここには「山暮らしシリーズ」(『現代農業』連載原画)と高山植物のスケッチを。

階段を上がった最初の壁には・・・

プロフィールと、2000年までの年譜。pcでレイアウトしてプリンターで出したもの。

年譜にはヤマケイデビュー(1986年)のときのお知らせハガキを載せてみた。

階段を登った最初に出会う3枚のスケッチは、

僕の人生の岐路に対峙した風景。上から「熊本阿蘇」「岩手滝観洞(ろうかんどう)」「高松栗林公園」。

QRコードで当時の日記を読める仕掛けに。

森林ボランティア時代の植物スケッチ集。ヤマユリは最も初期の1996年青梅時代の作。

様々な色とテクスチャーの和紙のストックがあったので(yuiさんが集めていたもの)それを下地に両面テープでコイルから外したスケッチブックを貼り付け、それをピンで止める。この辺の感覚は過去に何度も個展をやっているし、オーナーの上杉くんも慣れたもの。

パートナーのMさんもレイアウトを手伝ってくれる。平成11年11月11日ミラクルの北海道神社・円山公園での植物スケッチコーナー。

アーチをくぐると小部屋があり、ここにはタイ採集紀行のスケッチ集を。

テーブルに「クラフト紙シリーズ」のポストカードを。

16:30、展示が完成する。かっちりとしたホワイトキューブではないので手こずるかと心配したが、そうでもなかった。まるで最初からここに用意されたかのようにぴったりとはまり込んだ感があった。これはいつものことだ。僕にはなぜかこういう空間感覚が備わっている。

全体の空間がわかるように動画を撮ってみた。個展は明日から18日間にわたって開催される。入場は無料。


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