8月下旬に行なわれた地盤調査。ここは山の稜線からすると切土で、おそらく地山はマサ土だろうと思われたが、意外や粘土でしかも水を含んだ軟弱な層を噛んでいた。どうやら古くは水田だったようだ。
数値的には地盤改良工事が必要で、これをやらないと建物の自重で傾いてしまうかもしれない。やれやれ・・・。
具体的には土の中に大きなドリル様なもので縦穴を掘り、同時にコンクリートと硬化材を混ぜた資材を注入して地中に柱を建てる(埋め込む)「柱状改良工法」でやってもらう。
この穴を約一間(1.95m)のグリッドで全部で32本。
レーザーで天端の高さを揃えコテで平らに仕上げる。ここに直接基礎が載ることになる。
電気の仮設工事も進行中。既存のコンクリート構造物に取り付けか金具を打ち込む。