明々後日23日〜26日のイベントの準備に入る。前入り(22日午後)のお客さんのための夕食にカレーを作ることにした。秋〜冬〜春の季節ならおでんを大量に仕込んで囲炉裏暖炉にかけておくのがいつものパターンなのだが、連日の猛暑である。ここはインドカレー一択なのだ。
ルーを一切使わないチキンカレーを作る。スパイスはターメリック、コリアンダー、カルダモン、クミン、シナモン、クローブ、赤唐辛子、ブラウンマスタード、ローリエ。これにS&Bの赤缶とガラムマサラ。ショウガとニンニク。
まず鶏がらスープをとっておく。鶏ガラは1羽分57円でイオンの奥にあるマルナカで売っているのだが、僕以外に買い物かごに入れる人を見たことがないww。わりとたっぷりの油(コメ油+オリーブ油)でスパイスを温めていく(ターメリックとコリアンダー。
クミンとマスタードがプチプチと爆ぜ始めたらタマネギを炒める。この大量タマネギを時間をかけてじっくり炒めるのが最初の基本なのだが、このとき油が少ないとタマネギから出る水分に負けて「炒め」ではなく「煮物」になって美味しくない。
かさが減ってきたところでショウガとニンニクのすりおろしを入れる。かなり大量である。
さらにコリアンダーとカルダモンを荒くクラッシュしたものを半量入れる。
飴色になってさらにかさが減ってきました。ここまでおよそ1時間。冷えたビールによるキッチンドリンクは必須である(笑)。
皮をとった鶏胸肉に塩とホワイトペッパー、ヨーグルトをまぶして揉み込み、寝かせておく。
スープを漉しておく。
カルダモン、コリアンダーのつぶしたもの残り半量、カレー粉、ターメリックを入れ、湯むきしたトマトを入れる。
さらに煮詰めていく。
スパイスとタマネギを炒め始めて1時間45分。ここで別鍋に両者を合体させ、塩を入れる。味付けはこの塩だけなのでしっかり多めに入れる。
鶏肉を入れて1時間ほど煮込む。
この間にトマトの皮、ローレルやシナモン、クローブなどホールスパイスの残骸を箸で取り出しておく。
1時間経ったらガラムマサラと少しの牛乳を入れてさらに1時間煮込む。というわけで実に仕込み4時間というインド風チキンカレーなのだが、その後、急冷して冷蔵庫に鍋ごと入れて2日間寝かせるのである(完成写真撮り忘れました)。
とにかく明日は掃除やら買い物やら資料作で忙しくなるので、こんな悠長な仕込みはできない。が、この手のカレーは寝かせたほうが絶対に美味しいのダ♬