カライトソウを植える、シャガ開花


近所のスーパーで苗を店頭販売しているのだが、ほとんどが園芸品種でそそられない。が、地味な2鉢が目に止まった。「サンギソルバ ハクサンエンシス」和名「カライトソウ」である。ワレモコウの仲間で白山が冠されているとおり亜高山に自生する野生種。若い頃、北アルプスでこの花をスケッチした思い出がある。こんなものがなぜ高松のスーパーで? 驚いたが、調べてみるとけっこう暑さにも耐えるらしい。

もちろん2鉢を即買いである。ひとつは玄関前に植えた。カライトソウは夏にピンク色の花を咲かせるのだが、その形は独特でネコジャラシのような房状の花を垂らす。和名はそのおしべを中国(唐)渡来の絹糸に見立てたことに由来する。幼虫時代にアリと共生するという特異な生体をもつゴマシジミの食草でもある。もちろんここ高松ではゴマシジミの飛来はありえないのだが。

ハナショウブも売っていたので、1鉢買って2つに株分けしてビオトープに植えた。

クリンソウがめきめき大きく育ち始めている。

男木島の畑からもらってきたアシタバも根付いて新芽が開いた。

玄関前のコデマリが開花。

あとマツムシソウに似た園芸種を見つけたので一株植えてみた。タカネマツムシソウは高原でよく見かける好きな花だが、購入したのは矮性種のヒメマツムシソウ(スカビオサ・コルンバリア)ではないかと思う(ラベル名がついていなかった)。石灰岩土壌の花なのであとで木灰をまいておこう。

皆に植えてもらったシャガ・・・葉っぱが一部茶変して心配していたけど、無事に開花しました。ここに群落をつくってくれるといいな。


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