66番、雲辺寺


お遍路、残り8寺。阿波と土佐はすべて打ち終えた。残りは讃岐の雲辺寺と結願寺の大窪寺、そして伊予の6寺が残った。

今回は雲辺寺を始まりに、結願寺以外をすべて打ち終えたい。

タイヤはスタッドレスに変えた。とはいえ天気が心配だった。雲辺寺は、先日世間を騒がした徳島の雪での車立ち往生の場所にかなり近い。四国では雪装備をしない車が大半なので、他車に巻き込まれる危険があるのだ。

雲辺寺に近づくと暗雲が立ちこめ、しかし瀬戸内側は晴れて海には陽が差している・・・という劇的な展開。

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ところがロープーウェイ乗り場まではまったく雪無しで、するすると到着。発券場ではお寺はマイナス3度の表示。徳島の大龍寺はロープーウェイを使わず徒歩で登ったが、さすがにここは歩きは大変だ。

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ロープーウェイは20分ごとに出ている。山麓駅から山頂駅の全長は約2600m、高低差657m。乗車時間は約7分間。この土曜日、いつもの年なら山頂駅近くにあるスキー場を目指すスノーボーダーで満杯になるらしいが、今年はくだんの大雪で機械が壊れオープンが遅れているとか。

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近づくにつれ木々に張り付いた雪が見え始める。

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山頂駅はたっぷり雪が降り積もっていた。石像の羅漢さんも寒々しく。

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ロープーウェイで台車で大量の塩カルが持ち上げられているのを見た。それが撒かれて歩道は歩きやすくなっている。5分ほどで到着。

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山門は真新しい。

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回り込んで本堂。雲辺寺は全礼所中もっとも高い標高にあるお寺である。

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やや離れた場所にびんずる様を発見♬

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石灯籠の並ぶ坂を登って大師堂へ。

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雪中の参拝も厳かでいいものだ。しかし寒い。毛糸帽子と手袋は必須。

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ここで有名なのは「ナスの腰掛け」。なすの花は全て実になるということから縁起物、頼みごとが成す【なす】ように、願掛けイス「おたのみなす」として親しまれている。

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山頂駅は粉雪が舞い始めたのに、瀬戸内海は陽が差して、遠く瀬戸大橋も見える。

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唐から戻った空海はこの寺で修法をし、天皇から勅令を受けて霊場と定める。幼少の頃に仏門発心のきっかけとなった我拝師山(がはいしさん)や、金比羅宮のある象頭山(ぞうずざん)が眼下に望める風景を、この山からどんな気持ちで眺めていたのかな。


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