つけ汁・かけ出汁とすりゴマの関係


前日来客あり。素麺を作った。つけ汁は以前仕込んだ「かえし」を鰹出汁で割ったもの。かえしはちょうど1カ月熟成されたので美味い。

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薬味は青ネギ、ゴーヤの塩麹和え、茹でオクラのひしお和え。

自家製酢ダコも出してみたが、好評だった。これは家庭でしか食べれない。生タコを浅く茹でて毎日酢洗いしながら一週間ほど保つ。スーパーや魚屋ではこんな販売はできないから、しっかりと硬く茹でたものを売るわけだ。

一週間ほど保つらしいけど、美味しいのでたいてい3日以内に食べきってしまう。タコはストレスの多い現代人に必須の栄養素が含まれているらしい。

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太めの半田そうめんを使ったので少し取り分けて、ベイカのイカスミの残りを和えてみた。香り付けにオリーブオイルをかける。

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いま神流アトリエ日記の過去記事を本ブログに移す作業をしている。無料のteacupブログは記事のエクスポートができないので、いちいちコピペしてアップしなおさねばならない。過去ブログ4本の投稿記事は膨大なので大変だ。\(-_-;)/

この仕事を済ませて旧ブログを消去しないと、重複コンテンツとみなされ新ブログが検索エンジンに反映されない。もちろん広告もとれない。先は長い・・・。

ところで、過去記事は食事の記述が多ので作業しているうちに腹が減ってきて(笑)、買い物ついでにかけうどんをささっと食べたりしているワタシw。

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昼時を逃せば個人営業の繁盛店は麺切れで終わり。チェーン店で通しでやっている店、郷東の「さぬき麺市場」へ。

今日ここで私はうどんの食べ方でとても重要なことに気付いた。

座席に「七味」と「すりゴマ」があれば、誰でも習慣的に両者を入れてしまう。とくにすりゴマがあればちょっと得した気分になる。が、これが「かけうどん」の透き通った旨さを台無しにする・・・。

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汁を濁らし(視覚的にも味覚的にも)かけの出汁の味を落としてしまう。すりゴマはざるうどんなどのつけ汁で食べるときのものだ。

七味も最初からかけないほうがいい。

ネギとすりショウガは? これはあってもいいだろう。

同じくトッピングで取った天ぷらを不用意に汁に放り込むのも良くない。油だらけになり、コロモが溶けてドロドロになる。

これはずいぶん前に気付いて、以後てんぷらは別皿のまま素で食べる(ときに醤油をたらす)ことが多くなった。このとき、大根おろしがあればなお良い。

この食べ方に開眼(←おおげさだけどw)したのは2014年の秋の一福でのことだった(こちら)。2011年の6月に讃岐に引っ越してきて、うどんを喰いまくって、ここに気付くまで3年以上かかったことになる。

「さぬき麺市場」はとり天が美味しい。これはかけうどんの汁の中に絶対入れてはイケナイ。

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が、「天かす」がかけうどんにちょいと載るのは悪くない。イリコ出汁のコクが増して、さくっとした食感がいいアクセントになるからである。

透明感のあるいりこ出汁はとてもデリケートなものなのだ。これを最後まで美味しく食べるのが讃岐うどんの流儀なのだ。すりゴマの危うい使い方、これに気付くまでなんと5年以上かかった。

まあ、それほど関東の蕎麦喰いの習慣が、私には根深く染み付いている。関東の真っ黒の出汁には天ぷらをどぶんと浸けて食べるのが美味い。最初から七味もアリだ。

ともあれ、これで私は讃岐うどんが本当に好きになれる・・・と思った。

新メニュー登場しました♫

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食べログ

旅の蕎麦/東京・奈良編


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