マルトクの工場見学


住宅兼事務所は、つくりとしては単純な箱なのである。家具はこのあいだ付けてもらったパソコンテーブルくらいなので、引き渡し後に本棚とかサイドテーブルとか食器棚などを、DIYしなければならない。

できれば合板は使いたくないが無垢の一枚板は高いし・・・。だからテーブルならタモの集成材かな~、などといろいろ探していたら、ネット販売で安く買える会社を見つけた。

で、その会社はなんと高松市内にあるということでびっくり。しかも、毎月20日30日に工場見学させてくれるというので、本日行ってきた。

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場所は海に面した郷東の埋め立て地にあり、一帯は木材会社が集まっている。

原木はほとんど海外からやってくる。タモやオークの無垢材は主に中国やロシアから。

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その無垢材をここで加工して、寸が足りなければはぎ合わせるわけである。最後は機械による微細なペーパーがけをして、オイルフィニッシュやウレタン塗装までお願いすることができる。

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集成材は海外で生産された長物が到着しており、それを必要なサイズにこちらでカットしてくれる。

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サンプルをいただいてきた。上左からタモ集成材、オーク集成材、ホワイトアッシュ無垢、下左からオーク無垢、タモ無垢、ウォルナット無垢。

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他にもパインやゴム、ブラックチェリー、メープルなどがあったが、天板にするならオーク(ナラ)かタモで決まり♫ とくに、私はナラが好きだ。

マルトクのホームページでは各材料でサイズを挿入すると自動的に見積もりが出るテンプレートがあって便利だ。

たとえば私がいま仕事机のサイドテーブルに欲しいサイズ、オーク材無垢で調べると、厚20mm、幅600mm、長さ1500mmで3辺の合計212cm、見積もりが25,670円と出た。

それから台所のアイランド・・・これは給仕するための島であり、粉打ちの台となり、部分的に食器棚とテレビを載せる大事な心臓部、サイズは厚20mm、幅800mm、長さ2000mm。タモの集成材でいくとすると、3辺の合計282cmで21,140円だった。

これに自作の脚を付けるとか市販品のチェストに載せるとかすればテーブルができてしまうわけだ。

まあIKEAで買えばけっこう安くいけちゃうんだろうけど、でも部屋にピタリと合ったサイズは美しいし、仕事場としてすごく価値があるわけで・・・。

そのために下屋を工房として作ったのだから、DIYも頑張るのだ~♫

マルトクのHP


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