見学会初日、雨。というわけで、案内のぼりも待機。
イスも加わって準備は万端。
いちおう室内の電灯は全部点けるのが習わし。ダウンライトに映える暖炉囲炉裏。
アイアン手すり。
1F、和室床の間。
玄関。
午前中の客足が悪かったので昼から囲炉裏暖炉のお披露目点火。
吸気の窓を開けてみたり閉めてみたり、いろいろ実験してみる。ぼうぼうと野外のたき火のように燃えるのではなく、ちろちろとゆっくり小さな炎で燃えてほしい。
午後からお客さんが途切れること無く現れ、中には私の著書を持っている方々も何人か。ともあれ暖炉囲炉裏は暖かく、雰囲気はすばらしい。お客さんもこの炎に吸い寄せられ、ここから離れようとしない。
実際に木をくべてもらったり・・・。今日、6時間ほど燃やし続けて思ったのは、これは暖炉ではなくまぎれもなく囲炉裏の燃え方(燃やし方)だということである。
普通の暖炉の場合、炎は遠くにあり、背面と左右の3つの壁に放熱・蓄熱の役割を担わせるのだが、それには太い薪による強い火力が必要になる。
この暖炉囲炉裏は、3面開放型で、しかも壁付けでなく10cmほど飛び出しているので、囲炉裏のように小さな炎を囲むことができる。それだけで十分暖かい。
▼ 動画を撮ってみました。