ハチの師匠宅でブラックベリーとべんり菜をいただいた。
讃岐の花崗土いろの畑からたわわに成るブラックベリーは不思議な光景だった。開花を見せてもらっていたアーモンドの実も成っていて驚いた(実物は初めて見た)。
ともあれジャムを作ってみる。
これが非常に美味しい。色もめちゃキレイである。私たちも育ててみたいが、まず植え場所の検討と土づくりをしなければ・・・。
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べんり菜は色の濃いコマツナに似た食感の野菜で、初めて食べた。スルメイカとともに、豆豉とオイスターソースを使って炒めてみた。これも非常に美味しかった。豆豉がよく合っていた。
豆豉(トウチ)は中国料理の発酵調味料で、蒸した黒大豆に麹や酵母を加えて発酵させ、塩漬・熟成したものである。青菜を炒めるとき豆豉を加えると(油を入れたら切った豆豉をすぐ入れる)、コクが出て深い味わいになり、青菜の旨味を引き出してくれる。
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東南アジア風の辛酢を作った。つぶしたニンニクとショウガの小片、それに唐辛子を数本、ビンに入れて米酢を注ぐ。このまま常温で置いてエキスが出てくるとピリ辛で香るお酢ができる。
お酢だから金属のフタじゃなくてコルク栓がいいね。ワインのコルクをのこぎりで2/3くらいに切って差し込むとピッタリ♫
で、小アジなんかを塩焼きしたときに醤油の代わりにこれを使う。夏はこれが合う! のだ。ダイコンが旨くて柑橘のある季節はおろしに醤油がいいが、夏の端境期にはこの辛酢が最高である。お試しあれ♫