翌朝は朝食をとるために「じょうこかふぇ」まで歩いていく。途中クラウドファンディングをしている古民家を見上げる。小林さんは木製建具や土壁にもこだわりたかったのだが、大工さんたちに却下されて。でも、島という特殊性、仕方がないこともある。
みんなで再生した石垣を通る。参加者は少なかったけれど、島ではやはり注目されているらしく、とくに裏込め石の情報は伝わり実践されている人が出てきたらしい。嬉しい!
「じょうこかふぇ」は小林さんが男木島に来てはじめて開拓した畑と手作りの小屋である。
畑は忙しくて手が回らないらしく、ほぼジャングルと同化している。が、パワフルな野菜、野草、果樹が密集し、これがドリマの上の食卓にのぼる。
小屋の蔀戸から海が見えるその小屋のひとすみで、朝食が始まる。昨夕とったウニやカメノテ。
ヨメサラ貝。これはトコブシやアワビに似て、美味しい貝である。
その茹で汁がスープで出る。
はったい粉をベースに、様々なフルーツが入ったドロリとした冷えたスープ。美味しい!
メインは菜園の野菜、野生のモモ。自家製ジャムをぬられたパンなど。
すっかり充足して、さらに男木島灯台まで足を伸ばす。これがまた、美しい灯台なのだ。
今日は海の日で、砂浜の海岸で泳ごうと思っていたけど日中の暑さに尻込みし、疲れも手伝って午睡。島の古民家で昼寝、贅沢・・・。その後、美味しいお好み焼きをごちそうになり、3時の船で帰還。
ありがとう男木島。
ここに、いい囲炉裏ができるといいな♬