浄水器導入、塩サバとマンバの漬物


Amazonから浄水器が届いた。蛇口に取り付ける簡易型のものだ。実はこの家を建てるときキッチンに浄水器をビルトインする方法もあったのだが、値段が高くてあきらめた。機種は「ガイアの水135」という製品で、フィルターはヤシガラ活性炭やサンゴ粉末など6重構造になっている。

大手メーカーの中空糸膜方式は安価なのだが、合成界面活性剤を使っている疑いがあるというのでやめた。「ガイアの水135」にしたのは逆洗浄ができるのも魅力で、この商品は「うつみんのセレクトショップ」で知った。船瀬俊介さんも使っているらしい。

説明書きである。中にはテラヘルツやマコモまで・・・ちょっとオカルト入ってますが(笑)。

水に関しては東京時代から浄水器を使っていた。今では当たり前のように使われている家庭用浄水器だが、私が導入したのは比較的早いほうだろう(クリンスイの据え置き型を使っていた)。その後、山暮らしに移って5年間は山の湧き水を、2年は井戸水を中心に飲み、浄水器とは無縁の日々を過ごしていた。拙著『囲炉裏と薪火暮らしの本』にも書いているけれど、水の力は偉大なもので、あらゆる料理が美味しくなり、身体も疲れないのである。

新居に引っ越してからは備長炭をポットに入れてそれを2台冷蔵庫に入れ、交互に使っていた。これはまあまあ良かったのだが、たまには交換して干したり煮沸せねばならず、一人だと雑用が増えすぎてそんなことも面倒になってくる。そこで浄水器導入ということになったのだ。ちょっとシールがダサいので剥がさせてもらった(笑)。

取り付けは自分でやった。90度ひねると原水が出る。

そして180度、つまり逆さまにすると逆洗浄ができる。メーカーは朝使う前に30秒間の逆洗浄を推奨している。これで不純物や目詰まりがある程度取れる。カートリッジの交換は3ヶ月が目安だが、もう少し伸ばしてもいいかもしれない。

今日はこの浄水でお米を研ぎ、研ぎ水は捨てずにその水で階段と廊下の雑巾がけをしてみた。これも日課にしよう♬

おかずは囲炉裏で塩サバを焼く。

いつもの熾炭と銅の焼き網で。

皮目を焼き始めたらさすがにモウモウと煙があがって、ダクトから吸いきれずに室内に少し漏れてしまった。が、この程度の臭いはスギと漆喰のおかげで明日には消えてしまうのだ。

さて水を変えたらどんな感じかな?

マンバの漬物も出してみる。

白味噌の味噌汁。今日は昆布出汁だけ。

今日はふゆみず田んぼ米の3分づきで。うん、美味しい♬

日本の水道は世界でも稀なほど過剰に塩素消毒されており、アルミニウムや鉛や錆止め塗料なども入っている。本当はシャワーやお風呂の水も浄化すべきなのだが(塩素は皮膚や肺からよりち多く吸収されてしまう)、こちらはお金がかかり過ぎるので、無農薬柑橘の皮や庭の野草、あるいは炭などを入れて、薬湯風にして入るとしよう。

ところで、「ガイアの水135」の浄水はモノを発酵させやすい力があるらしいよ。これもちょっと楽しみ♬


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