玄米が残りわずか1合弱。これでも精米機は回るので、3分づきにしてかまどさんで炊いてみる。1合の炊きあがり風景はちょっと悲しいと思うので、炊き込みご飯にしてみた。
生シイタケとチリメンジャコ、ニンジン、鶏の胸肉をほんの少し。昆布、日本酒、塩、醤油で。1合なのに意外やちゃんと美味しくできた。3分づきで混ぜご飯は初めてだけど、かなりいける。冷えたものは味が染みてさらに美味しかった。
納豆の味噌汁。最近、スーパーでわりと美味しい納豆を発見した。納豆は包丁で叩いて細かくする。他の具は刻んだネギだけ。納豆を入れたらぐらぐら煮立てない。熱々よりもちょっと冷めたほうが納豆の風味が立つ。
さて、夜はバロンから取り上げた(笑)天然ブリのいいところ。赤エビしか使わずに勿体なかったピチットに、一晩入れておいたもの(塩はしていない)。だいじょうぶ、よく水を吸ってくれている。さてどうやって食べようか? 煮ても焼いても美味いだろう。
でもビオ・ワインが残っている。それに畑から摘んでおいたローズマリーとタイムがあるので、
それを刻んでパン粉に混ぜ、フライにしてみましょ。魚はかるく塩コショウ。粉は独自性法サラサラ小麦粉「日清クッキングフラワー」がコンパクトなボトル入りで便利。さっと手軽に揚げ物するのに必須アイテム。
いつもの小フライパンにまずパン粉をつけた魚を置いて、それから冷たいオリーブ油をひたひたにかけ、それからガスを点火する。熱してきたら油をスプーンで上からかける。
この低温からのヒタヒタ揚げは、いまトレンドになってきているようである。これはちょっとした揚げ物革命といえる。やはり、揚げ油の害に気づいたり油の質にこだわり始めた人が増えているのだろう。
ハーブの香りが立ってくる。ピチット効果で臭みはほとんどなし。新鮮なオリーブ油の香り。今日の料理でいちばんお高いのはピチットとこの油代ということになる(笑)。
勿体ないので残った油でエリンギの軸とピーマンを素揚げした。
ビオ・ワインだがなぜか昨日よりも美味しくなっている。空気に触れて変化したのかな。
茹でラッカセイをまたやってみたのだが、すでに内皮が硬くなっていて食感が悪い。味もやや落ちた。ザルの上において室内で陰干ししていたのはわずか2日なのだが、乾燥収縮が進んだのである。茹でて食べるならやはり掘り立てが大事なんだな。
あと畑2枚分ある。いつ掘り上げるか思案中。