スダチを浮かべたお雑煮。3連ちゃんだけど、まだ飽きない(笑)。具もまったく同じ。
ニンジンと長ネギ。関東風雑煮にニンジンは欠かせない。こちらでは金時ニンジンを輪切りにするみたいだが、関東ではこんな感じの拍子木切りにする。不思議とこのニンジンが濃い雑煮のつゆに合うのだ。
餅は軟らかいうちに切って、断面に片栗粉をまぶしておく。それを焼いてから出汁でちょっとだけ煮る。
そしてスダチ・マジック。これはもうたまらないな。あと1回分、野菜室にお餅が残っている。明日もたぶんやると思うw。
今回の台風でGomyoの棚田が一部崩落してしまい、午後から急遽見に行くことになった。せっかく積んだ石垣の上部から崩壊し、土砂の一部がため池に入っている。また、大きなクヌギが倒壊して道を塞いでいた。とりあえず応急処置をして帰宅。
途中、夕食は外ですまそうか・・・とも思ったが、茹で栗が冷蔵庫にあるし、干物も食べごろなので、帰宅してすぐ精米機を動し、米を洗う。そして取り出したマナガツオとアジのピチット干物。どうです、いい感じでしょう?
クリをつまみながらビール。おひたしに使った基本のダシ汁が余っていたのでそれでカボチャとオクラを煮る。
基本のダシ汁、便利だ。鍋に材料を入れて落しぶたで煮るだけ。これですばらしい味付けの煮物ができる。
さて、干物はフライパンで。皮を上にしてフタをして中火にかける。最期に返して皮目をちょっとだけ焼く。魚の油は皮の方に多いので、この油をあまり加熱したくない。だからこの順序がいい。
スダチ、大根おろし、自家製紅生姜を添える。この干物の付け合わせトリオは最強である。
マナガツオの干物、実にいい感じに仕上っていた。なんとも深い深い味わい。腹身には濃厚な油があってまた旨い。まだ二切れ残っている。これもまた「明日も」だなw。
ピチット干物のすばらしいところは、酸化した干物特有の臭みがないこと。そして分づき米に実によく合う。
バロンはやはり養殖カンパチのアラを食べてくれず、結局残りは捨てることにした。こんなことならあと100円出して隣の天然のアジにすればよかった・・・(セコいなぁw)。
この養殖魚、いったいどんな餌を食べさせているのか? 調べてみると、実はかなりの割合で「穀物」や他の「本来魚が食べないもの」が与えられているんだそうだ。驚きである(牛の肉骨粉が使用されているという情報もある)。他にも、餌には大量の化学物質と病気治療のための医薬品(抗生物質など)が含まれている。
養殖魚の餌は、日本近海でいわしが豊富に獲れていた昔は生餌を与えることができたが、現在では魚の切り身や魚粉などにたくさんの添加物を混合した「モイストペレット(MP)」飼料が中心で、「ドライペレット(DP)」という固形飼料も増えつつある。
MPは水分を含んだ固形飼料で、天然の魚なら普通は食べることのない脱脂粉乳や鶏卵、小麦粉、米ぬか、大豆油粕、ビール酵母、大豆レシチン、植物油などが配合されている(小麦粉にはポストハーベストが残留している)。
また、MPやDPには、添加物として、防かび剤や酸化防止剤、増粘剤、乳化剤、PH調整剤などたくさんの飼料添加物(化学物質)が加えられる。(某HPより)
う〜ん、これではオメガ3どころの話ではない! そして、大型魚にはダイオキシンやPCBが生体濃縮され、それらは脂溶性なので脂肪組織に集まる。つまり、腹のすき身やカマなどの部位はより危険度が高い・・・というわけだ。
一眠りして、マスカットをつまみに飲み直し。Gomyoの今後、さてどう修復しよう・・・。