百ヶ日とバロン


新年の1月2日、今日がyuiさんの百ヶ日である。だから、今年のわが家はお正月飾りもおせちも何もない。法要は身内だけでお墓に花と線香を添え、その後自宅に戻って仏壇に拝んだ。お墓には花立ても線香入れもないので、このような特別な日には花瓶を持ち込んで石をかきわけて置き、線香入れはステンレス製のものを配置する。帰りにはローソクだけ撤収し、花が枯れる頃にまた訪れて、花瓶と線香入れを持ち帰る、というふうにしている。

0102-1

その後は囲炉裏暖炉の火を囲んで思い出話を語り、故人を偲んでもらったのだが、ここではバロンが主役を奪ってしまった感があった。噛み癖が治らないのでひやひやし通しだったが、私といるときに見せる大暴れをやるわけでもなく、それなりに愛嬌をふりまいている。

0102-2

今日は朝から3食とも外食、という私にとってはかなり異例の飲食状態。家では何も作らなかった。皆を車で家に送り届けると、バロンだけが待っている。祭りの後のなんとやらだが、百ヶ日というのは別名「「卒哭忌(そっこくき)」とも言い、「声を上げ泣き叫ぶ(哭)ことを卒業する」と言う意味が込められているのだそうだ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください