先日の忘年会で持ち込まれた讃岐コーチンの内蔵を食べ忘れていた。さばいてから2日経っているわけだが、さすがに鮮度抜群。昼飯に食べてみることに。
やや小型のヒナ一羽分なので砂肝2、ハツ1、レバー1と、ひとにぎり程度の量だ。砂肝は白い筋の部分を厚い部分だけを取り去り、ハツは半割して血のかtまりや脂を取る。レバーはそのまま粗く刻む。
これをぶつ切りにしたネギと炒めるのだ。下味はつけない。
おっと、ショウガの刻んだのとニンニクの叩き潰したのを忘れちゃいけない。
最初にショウガとニンニクを入れ、火の通りにくいのから放り込んでいく。味付けは塩コショウのみ。ここは断然「塩+コショウだけ!」なのだ。そして火は終始強火。
できた! 火を通し過ぎないこと。砂肝こりこり、ハツむっちり、レバーさくさく、まったくもってすばらしい味で、炊きたての白飯をかきこみながら一気に食べてしまった。
もし肉屋で、朝のさばきたてをこの単位(一羽分)で売ってくれるのなら、毎日でも食べたい一品だ。だけど、普通は砂肝なら砂肝、レバーならレバーを100g単位で買うことになるから、全部食べきれないうちに鮮度が落ちてしまう。内蔵料理の買い物は、魚と同じように難しい。
こういうものを食べると、身体がしゃんとしてスタミナがバリバリにつく。でも、外食ではまず食べれないよね。食べれるとしたら、夜の焼き鳥屋だが、高松にはモツを食わせる美味い店が見当たらないんだ(とくに豚モツは皆無)。
まあ、魚とうどんが美味すぎるから仕方ないナ。