スーパーで毎週土曜日に対面販売のお魚市をやっているらしい。たまたま午前中にそこに遭遇したのである。安い・・・。タチウオが一匹290円だったりして。カワハギもあったしメイタガレイも。
で、そそられたのがコレ。ガザミ(ワタリガニ)!であります。
これも活けものでブクブクやっているとこはお高くて手が出ませんが、やや、安い!
というわけで夜の鍋に使うことに。昆布を敷き、ダイコンとニンジンなど煮えにくい根菜を入れて水から焚きます。カニはタワシなどでよく洗ってから入れること。
沸騰してきたら煮えにくいものから順に入れて・・・
フタ。
吹いてきたらすぐに煮えるもの投入。豆腐もここで。もう一回フタ。
野菜が煮え上がった頃、カニ様が赤く・・・(じゅる)。
トングでカニだけ取り出して・・・
お皿の上にON。
殻を外してみる。あ。まだ半生だった(実に透明感が残っている)。せっかくバラしたのでエラだけ外しておこう(赤矢印の部分、ここだけは食べてはイケナイ)。
胴は半割りにして甲羅はみそがこぼれないようにして再度鍋に投入。これでフタをしてさらに煮ていく。
火が通った! 味見。そういえば塩を入れ忘れた。でもいいスープが出ている。
まず豆腐と野菜を食う。日本酒をぐびり。そして、カニの足を取り出して・・・
食らう。美味い・・・。ただし瀬戸内産ではなく富山と書いてあった。
ここで宿敵現わるwww。バロンっていま何でも食うんですけど、カニはネコにやちゃいけないらしいね。
最後は雑炊。カニ鍋のときは麺類でなく絶対に雑炊!!! これが最終目標なのだぁ〜。ご飯は少なめでいい。じゅうぶん炊いて、汁をしっかり吸わせる。玉子を回したらフタをして火を止め、余熱で溶き卵を固める。臭み消しに紅ショウガのみじん切りを。
そうしてこれまた欠かせないのが焼き海苔。いやーたまりませぬ。
日本海のズワイガニには比べるべくもないが・・・ワタリガニもこうして食べるといいものである。野菜が多いときは出汁が負けてしまうので、魚介か肉を追加しておくとよい(今回は、豚肉のコマ切れを入れておいた)。
(翌朝、カニ殻は畑の堆肥場に棄ててスコップで粉々にしておくと、やがていい肥料になる)