町で銀行の用事を住ませ、藤岡へ。近所のOさんが入院してしまい、そのお見舞いに。元気だったOさんが車椅子でリハビリしている姿は、亡き父の入院姿を思い出して辛かった。
その後、下仁田方面へドライブ。途中、吉井で「多胡碑」の看板を見つけて寄り道。上毛かるたにもある「多胡碑」って何? 気になっていたのだ。
それは古代の石碑で、立派な記念館まで建っている。中では各地の石碑のレプリカや拓本なんかが飾られている。石も文字も大好きなので面白かった。
下仁田駅前の「きよしや食堂」でカツ丼を食べる。
以前、わざわざここをめがけて出かけたのに空振り(定休日を外したのに!)だったが今日は開いていた。
ここでは
1)カツ丼、2)卵とじのカツ丼、3)ソースカツ丼
と3種類あって、1)のカツ丼は秘伝のタレにつけたものというので迷わず注文。
いままで群馬のカツ丼の名店を巡ってきていずれも「味が濃い」「量が多い」という感じを受けていたので覚悟はできていたのだが、意外や味はやや穏やか。肉は柔らかく衣も香ばしい。しかし量は腹にドズンとくる。
後から来た地元のおじさんがラーメン定食というのを頼んでいた。ラーメンも美味しそうだった。厨房から出てきたオヤジさんはこのカツ丼そのもの、という風貌の人だった。店を出るときの、お客に対するかけ声が気持ちよかった。下仁田に名店あり。
軽井沢に出てプリンスホテル近くのショッピングモールを探索してみた。流行のガラス建築である。夏は温室、冬は監獄、この近代建築は明るくて美しいが、冷暖房に膨大な費用がかかる。アトリエの木と土の空間の対極にある建物だ。
この場所で、スローフードをうたったきれいにパッケージされた商品を見るとなんだか力が抜けてしまうのだ。佐久へ回って十石峠から帰還。
アトリエの庭にスジグロシロチョウが吸水に来ていた。水たまりがあるわけではないのだが、いつもこの場所。なぜ?
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