赤城~日光~水戸へ


早朝、コペンの洗車とワックスがけをして水戸へ出発。赤城を登って下りて紅葉を堪能する。片品村から奥日光へ入り、中禅寺湖へ抜ける。湖周辺は紅葉のピークですばらしかったが、人も多くていろは坂の下りは渋滞にまき着込まれた。四国育ちの相方はブナ・ミズナラ帯の広大な紅葉を見たことがないので感動も大きかったようだ。

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ウリハダカエデの樹皮。

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手前はカラマツ。そろそろ黄葉が始まる。奥はミズナラ帯の紅葉がピークに。

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奥日光、丸沼にて。

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日光男体山を望む。

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石南花平にて。

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中禅寺湖。食事のお目当ては日光のヒメマス定食だったんだけど、ヒメマスは9月中旬で禁漁でもう食べれないんだそうだ。そこでとある食堂で「ニジマス定食」1,500円を頼んだんだけど、これが油まみれのブロイラーの鶏肉を食っているようでマズい。がっかりした。なにせ、釣り師の僕としては昔、中禅寺湖でサクラマスをトローリングで釣ったやつを、自分で料理して堪能したことがあるのだ。それはもう感動的に旨かった。天然のマスやアユの香ばしさと脂質のすばらしさったらない。

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益子の濱田庄治を見ようをと思ったのだが暗くなってしまった。笠間へ抜け、内原を通過すると右手にEの巨大マーケットができている。水戸もどんどん変わっている。実家で母に近況や明日のことを報告しながら軽く夕食をごちそうになる。もどり鰹の刺身とけんちん汁、カブの漬け物が美味しい。

その後いつもの常宿ビジネスホテルにチェックインして近所の居酒屋へ。たまたま入ったそこはなかなか美味しい店だったんだけど、客がみなダークスーツ、ネクタイ姿のサラリーマン集団で虚無な言葉が飛び交っていて、その片隅で飲んでいると、「ズーン」と身体が沈んで寒くなってしまう。相方もまたこんな空気に敏感だ。河岸を変えることにする。

裏道を徘徊して小さなイタメシ屋をみつけてもぐりこんで、ようやくホッとする。ドアを開けるとウェス・モンゴメリーの曲「フル・ハウス」のピアノトリオ・バージョンがかかっている。というわけでジャズを聴きながらグラスワイン。相方はエスプレッソ。つまみはガーリックトーストと乾燥トマト&オリーブ。ふう、やっと温まったぜ。明日の講演の内容を頭に描きながら、ホテルに帰って就寝。

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