旧中山道の木曽路を通っていく。途中、木工品を見たり、歴史資料館を回ったりする。
「木曽路はすべて山の中である」
YKはその山々の広大さに圧倒さていたようだが、僕は木曽川の佇まいが気に入った。大井川も黒部川も、日本の山岳から流れ出る大河はことごとくダムだらけで、その上中流部は水が少なくて汚くて酷いことになっている。木曽川はわりと良かった。もちろん、この川もダムで分断されてはいるけれども。
琵琶湖湖畔で車中泊。湖畔の温泉は設備が町風でイマイチだった。魚屋でアユの煮物を買い、木曽で買ったワインの肴にした。