竹割り、着物


イタルさんが竹を割っている。インゲンの支柱づくりだ。すかざす近寄っていき、観察。「ははぁ、竹は細いほうから割っていくんですね」と呼び水をしてから、ちょっとひと呼吸の合間合間に質問をする。本当は10~11月が伐り旬のベスト。12月には早くも水を吸い上げるという。イタルさんはコンニャクの収穫などに忙しいのでいま伐ったというわけ。

最初の一節まではナタの背を丸太で叩いて(鉄のハンマーでやるとナタの背は軟鉄なので変形してしまう。イタルさんの使っているのは竹割り専用の刃物のようだ)そこから先は手で裂いていく。ほんとうは半割したら、それをまた半割、というふうにしていくと割りやすいのだが、それでは支柱には太すぎるのでイタルさんは三つ割りにしていた。

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それにしても80歳の動きとは思えない。朝方は雨だったが、イタルさんはカッパも着ずに作業をしていた。山村の年寄りは本当にすごい。

さて、本日はYK着物で登場。そのココロは? 焚き火日記へどうぞ。

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