Fezライブ&山暮らし展、無事終了


さてFezライブ当日。早めに行ってリハーサル。店の駐車場前にはマスター手書きの看板ができていて感動!

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書き込みしてくれたSさんが途中でやってきて、お約束の色紙にサイン。今回の前半をつとめる小林さんも登場でリハの交代。今回は個展も同時進行でお客さんとの話も弾む。

さて、時間が来て僕らは楽屋で小林さんの歌を聴く。ピックを使ったダイナミックなギター弾き語り、しかもハーモニカ付き。ちょっと重い歌詞がそれに寄り添う。ギターもアコギなのだがアンプで響かせるツボを心得ていてサスガだなー。

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時間が来てSHIZUKU登場。曲目は・・・

1)ひとりきり(カバー/南こうせつ)
2)the flag(カバー/小田和正)
3)むささびタマリン紙芝居のテーマ(オリジナル)
4)むささびタマリン森のうた(オリジナル)
5)ふるさとの山にむかいて(啄木歌詞/新井満作曲)
6)繭の音(オリジナル)
7)ウェイブ(ボサノバ)
8)おいしい水(ボサノバ)
9)イパネマの娘(ボサノバ)
10)夏のはじめ~虹のテーマ(オリジナル)
11)この町で(オリジナル)
12)童神(カバー/夏川りみ)

今回は「メッセージ」というお題をいただいていたので、最初の2曲は大内と川本それぞれの思い出の中のメッセージソングを弾き語ってみた。

「ひとりきり」は僕の高校時代に昼休み放送部でよくかけていたこうせつのLP曲で、そのころ単独で県北の森に入りチョウの採集をやっていた僕の頭には、この曲が基調音のように流れていたのをよく覚えている。豊かな自然とその自然とともにある暮らしが壊れていく、そのせつなさをシンプルな言葉で綴った名曲だと思う。

そして僕は、あのチョウの森で得たものを大事にしながら、いまも走り続けているのだが、その仕事は、こうせつが「こんなすてきなところはもういまはない」と歌っていたものを、もう一度取り戻すことをやっているのかなと思うのだ。

川本のthe flagは、大病をくぐり抜けていまがある彼女の、当時の応援歌だったとのこと。大の小田和正ファンなので一回小田さんの曲をやれるといいな、と思っていたのでちょうどよかった。学生運動の挫折と、その思いの再生を問いかける曲と思うが、歌というのは時代を越えて次なるメッセージに解釈できるのが面白い。しかし、この曲をギター1本と小さなパーカッション一つでやるのは容易ではないけれど。

さて、そのthe flagが始まる直前、お客様から「マイクはいらない、生の声で聴きたい!」という声があがり、急遽マイク他PA類を外してしまうことに。僕らはマイクなしでけっこうどこでもやってきたので、慣れてはいるが、心の準備がなかったので焦る。しかもギターなんぞはゴマカシがまったくきかなくなるのであった(で、結果はかなりトチってしまって、またまた申し訳なかった/マイクナシノセイニスルナ!練習不足ダゼ~)。

最後の童神ではラストに小林さんがハーモニカで登場してくれたりして、こんなのがライブならではの醍醐味だ。今回は展覧会が同時進行で今日の最終日がライブ。そのいきさつをマスターが最後に説明してくれて終了。

お客さんと話したりCDや絵はがきも売れてサインしたり、Fezライブの終わりは慌ただしい。その後は打ち上げ。今回は二人ともビールをごちそうになり、散会のあと絵とクラフトの搬出作業を深夜まで。その後アクティ車内で寝袋睡眠をとり、翌明け方にFezを後にした。

失敗も多かったけど絵やクラフトも見ていただけたし、出会いもあって有意義なライブであった。スタッフのみなさん、CDや作品・ポストカードを買ってくださったみなさん、本当にありがとうございました。

次回のFezライブは11月8日(第二土曜)です。次回もよろしく!


追記:なかなかCD音源がアップできませんが、FezさんにSHIZUKUのCD『この町で』がありますので、リクエストすればかけてもらえると思います♪

以前のものにfezライブより4曲加えて計8曲になった改訂版で繭の音(まゆのね)も入っています♪

曲目(全8曲)
1)むささびタマリン紙芝居のテーマ
2)むささびタマリン森のうた
3)秋川谷のものがたり紙芝居のテーマ
4)この町で
***
▼ボーナストラック(ライブ in Fez)
5)童謡・唱歌(ふるさと/七里ケ浜の哀歌/七つの子)
6)繭の音(まゆのね)


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