セロリに囲いをして軟白しておいたのをちょっと収穫。
牛乳パック(焼酎パックだけど)で囲っていたやつよりも、枯れ草使用のほうが、いい感じで太っていた。セロリは生でもウマいが、スープ素材にしてもすばらしい。
アトリエの定番、白インゲンのスープにセロリを入れる。インドでも中近東でもヨーロッパでも、豆はスープとしてよく食べられているけれど、日本では甘い煮豆しかないのはスープに向いた豆とハーブ・スパイスがなかったからか?
しかし、この地豆の白インゲンはスープとして実にすばらしい素材なのだ。そしてスパイスはこれまた畑のフェンネルシード。セロリがそれに花を添える。山の水と薪火が力を加える。「禅味」とでも言おうか。しみじみと五臓六腑にしみわたる、それはそれは、やさしく深い味なのだ。
根菜を収穫した。ヤーコンにサトイモ、サツマイモも少しだけ。
ダイコンを間引いた。長さは無かったけどしっかり太って瑞々しく美味しそうだ。これまで親指大にしか育たなかったのだが、今年は無肥料でここまでできるようになった。
大根おろしにして食べてみる。んんんー、もう、その味といったら!!!! 複雑で深い旨味と、絶妙の辛み。なんという味だ!!!! スーパーで買ったダイコンの水っぽさとはぜんぜん違うぞ。
葉っぱは小女子と油炒めして酒と醤油で煮しめ。これもまた佳かな。ご飯が炊ける前に全部食べちゃったよ、日本酒の肴で。