すっかり更新をごぶさたしました。新著の追い込みや他の仕事が重なって猛烈に忙しい日々を過ごしているのです。朝、暗いうちから起きだして、囲炉裏部屋に火を入れ、雑巾がけが終わる頃、湯がわきだしコタツ用の豆炭もちょうど火がついている、それをコタツに移動しておいて、ふたたび囲炉裏部屋で日本茶をいっぷく。豆炭こたつの上には20インチのMacが、私の仕事の続きを待ってる。
なにせ春なもので畑仕事も始動して忙しさは倍加する。昨日はジャガイモを植えた。畑に梅の花が匂う。５年目の畑の土。やわらかい。
昨年から期待していた自家採取の種子のハクサイはというとう結玉せず、つぼみをつけはじめた。どうやら菜の花と交配してしまったのだろうか。
この時期、畑に方々にびっしりとかたまって芽を出すのはラッキョウ。これも根茎を観察すると２種あるようだ。
小麦。今年は上の畑に始めてつくってみた。ここはし尿処理穴に最も近い場所。手前が青青としているのはし尿の汚泥肥料と堆肥をまいたところである。実験的にまいてみたのだが、さすがに効果てきめん。
さて、畑ではダイコンよくできはじめたのだけど、ハクビシンにやられたり成長が遅かったりでタクアン用は干してあるものを八百屋で入手。それをさらに干して自家製タクアンに。柿の皮を干したものがほんのり効いているのかいい味。パリポリと硬いでけれど、これぞ本物の漬け物なのだ。
お米は日立の叔父からもらったもの。わずかだが田植えを手伝ったりした田んぼの米。おいしい！ そして鰹節だしをたっぷり効かせたみそ汁。具は油揚げとネギ。この畑直行にネギがうまい。
結玉せずの失敗ハクサイも、葉と茎を中華風に炒めたり、おひたしにすると甘くて美味いのであった。畑を占拠しつつあるラッキョウは酢みそで食べればギョウジャニンニクなのだ。
今日は50歳になりました。
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