虎心(とらしん)と淡緑(うすみどり)


店主が交通事故に遭って数ヶ月休業中だったという「虎心」が復活したとのことで、行ってきました。昼時間をやや外したのだが、店内はすでに満席。静かに麺をすするメタボ調のオトコたち(笑)。

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「虎二郎(小)」800円。チャーシューの厚みが半端ではない。それが2枚に、切れ端のしょっぱいところがサイドにおまけで載っている。濃厚すぎるスープ。最初のひとすすりで卵の黄身を食べているような衝撃。麺もぶりぶりで美味い。この手打ちうどんライクな麺が群馬県人の心をくすぐるのだろうか。群馬には二郎インスパイア系がやたら多いのはこのせいか。

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桐生に来てから運動量が減ったせいか、油ぎとぎと系を持て余すようになってしまった。う~む、完食が辛かったのでした。

気を取り直して、太田の酒蔵へ。「群馬泉」そして吟醸の「淡緑(うすみどり)」で名高い島岡酒造へ。近所には工業団地もある変哲も無い平地なのだが、ここは赤城の伏流水が出るところ。近辺の住所が「宝泉」とつけられていることからも解る。

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虎心が交通事故なら、こちらは火事だ。3年前に酒蔵が全焼に見舞われたそうだが、多くのファンに支えられ見事復活。こちらは蔵に着いている麹菌を使うという山廃仕込みだ。

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吟醸「淡緑」の廉価版(醸造アルコール添加)の一升と、とスペシャル版(純米吟醸)の5合瓶を買った。この酒はsanzokuameさんに教えてもらったんだけどね(こちら)。

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無理を言って仕込み水を飲ませてもらった。硬水とのことだったが、違和感はない美味しい水だった。

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粉食文化の群馬、そして伏流水豊かな群馬・・・大いに堪能しようと思う。


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