桐生の「金釜」という釜飯屋さんが今年4月に復活(ただし昼のみ営業)とネットで知って、さっそく自転車で馳せ参じて来ました。場所はあの有名なレトロカフェ「芭蕉」の近所にあります。
なんだかホッとする看板。清酒「赤城山」好きだからなおイイ。
まずは生野菜サラダと唐揚げを頼む。当然ビールも。
お値段だが、生野菜サラダ280円、唐揚げ310円、ビール470円(大瓶ですゾ)。さて唐揚げは、釜飯は時間がかかるゆえ、それを待つ間のつまみ系としては衣カリカリの大変よろしき一品。
ほどなく釜飯登場!
復活した金釜には「盛込」「竹の子」「かに」の3種があり、いずれも値段は490円になっている。これは「盛込」。
当然、ビール追加♪(笑)。
ついてきたスプーンはお焦げをほじるためにアリ。これがまた滅茶ビールに合うわけでして。
もう何年も薪火+羽釜の飯を食べていると、外食のご飯になかなか感動できないけど、ここはいいね♪
店を出て、自転車で渡良瀬川を渡り、周辺と新桐生駅界隈の散策。 路地裏に水路が流れている。昔はここに機織り水車が回っていたのかもしれない。車では見逃してしまう風景も、自転車なら発見できる。路地からそびえる山が見え、水路の水きらめく桐生は本当にすばらしと思う。
午前中、町おこしに尽力されているIさんが桐生銭湯の組合長Oさんを連れて「忍木菟屋」にいらしたのだが、昔の桐生には数十軒の銭湯がひしめいていたらしい(いまでも6軒の銭湯が現存する)。というのは、桐生は織り都で、女工さんがたくさんいたのである。
その女工さんたちが、いまも残る昭和のレトロ食堂を支えていたのであろう。風呂上がりに「金釜」のような店でプチごちそうを楽しんでいたのではあるまいか。
夜は無鄰館(むりんかん) で富安秀行&あらいなおこ、のライブを聴いた。その打ち上げにも誘われて同じく本町通りの「遊民舎」で深夜まで。
梅田までの帰りがキツかったです(笑)。