年明け早々、東京四谷三丁目の「山崎農業研究所」から講演依頼。農業といえばTPP、外国資本による森林買収も話題になる渦中、今回の定例会で誰に話してもらうかで真っ先に私の名前が上がったとか。当然ながら、もう一人は鋸谷さんでキマリ。
さて私の演題だが、先方では「森林がなぜ生産活動や 日々の暮らしから離れてしまったか、また国民の関心も希薄になってしまったか、森林を身近なものにするためにどうすればよいか」ということを語り合いたいとのことなので
「荒れ山を逆手にとれ! 木のある暮らしの実践と楽しみ方」
というチト過激なタイトル。旧アトリエの暮らしから、ここ桐生「忍木菟屋」の暮らしや木づかいの実践をお話した。
このごろはパワーポイントじゃなくてiPhotoのスライドを使います。井戸の再生や囲炉裏づくりなど、リキ入れて喋ったのでウケました。
さて、鋸谷さんだ。2年前に県庁を早期退職。現在は「森と木の研究所」主宰、3人の社員を雇って林業をしている。現在のは作業道のルート選定が主な仕事だそうだ。鋸谷さんの話はもう最高に面白かった! 私が今回の新著に書いていることがずばずばツボにハマっていた、だからその内容はここでは書かない。
2次会での話がまた最高であった。役人という立場を離れたからこそ話せる、鋸谷式間誕生秘話。林野庁やら大臣やら、押す人妨害する人、いろいろあったんですねぇ(笑)。
*
で、3次会は東京のモンマルトル、四谷荒木町でカラオケのお誘いを受けました。小津映画を思い出させるような、渋い通りです。
バーでカラオケ絶唱。さすが荒木町、ハイレベルですね他のお客さんも。
*
明けて朝食はホテルから歩いて行ける「まるます家」。ここは朝9時から酒が飲める店。パリも朝から酒飲んでも誰もおとがめなしの街だが、やっぱり赤羽のモンマルトルだね。ウナギが美味い店ですが、店先で鯉をバラしているところ。
9:05入店ですでに5組の客。隣のばあさんは煮魚で日本酒飲んでる(驚)。メンチにうざく、ホヤ塩からに水餃子、でビール。
ん~なんて落ち着く店なんだぁ=写真撮るの忘れた。あー、帰ったらすぐ原稿だよ。
というわけで、yuiさん運転アリガトウ♬
2.26、奇しくも5年前の同じ日も講演をしていた私(こちら)