昨夜はまたちょこっと料理。実は日曜日の屋島でワインを飲もうと思っていたら小雨がきてお店に逃げ込んだ。だからおおっぴらに持ち込み飲みができず、家に持ち帰ってきたのだった(笑)。
で、ブルーチーズをアテにそのブルゴーニュの赤を飲む。三越の地下の直輸入品だとかで格安だった。チーズはイタリアのゴルゴンゾーラ・ドルチェ。ラベルによれば、世界三大ブルーの一つらしい。ピカンテに比べて塩気がやわらかくクリーミーだとか(これは友人からの頂き物)。うん、美味い。
yuiさんがすでに下味(ショウガと酒・醤油)をつけてくれていた豚ロースをサラダ油で炒めて飲みかけの赤ワインをまわし、肉を皿にあけてから空のフライパンに水を少量入れて焦げた肉のエキスを融かしてソースのようにかける。さらに食べるときにウスターソースをちょこっとかける。マ・イ・ウー^^。
これまでは自然のまっただ中で仕事をしていたから息抜きには事欠かなかったが、いまは都会の一室でパソを打ち込んで仕事をすることが多いので、なにしろ薪割りの仕事もないし、午後に散歩にでもでないと身体が鈍(なま)ってしまう。で、アーケードを歩いて本屋に寄ったりカフェに行ったり、というのがまた楽しいのだ。
これはお気に入りのカフェ「南珈琲店」。
耳つきの無垢板のテーブル。かなり使い込まれているが、ウレタン塗装ではなく、オイルフィニッシュだ。
自家焙煎で香り高いビターなコーヒーを出すのだが、値段が安い。新聞雑誌も豊富に揃えているのでいつも人が絶えない。相席になることもしばしばだが、悪い気分にはならない空間なのだ。関西カフェ文化はすばらしい。ふと見上げると調度品の古時計はケヤキ材の木目。