ようやく涼しくなってきたかと思いきや、暑かったですね今日の高松は。ここ数日、読書に耽溺したりPC関係のお勉強(エバーノートを入れたり電子書籍の学習などなど)していたので今日は外をぶらぶらするか、というので自転車で出かける。
昼食のうどんは高松郊外にある「上田」へ。コトデン太田駅踏切近くにある何気ない田舎のうどん屋である。
中はこんな感じ。典型的なセルフスタイル。うどんの量と冷か温かを指定して丼をも貰ったら、あとはひたすら自分で麺を湯がいたり薬味を載せたりする。
かけうどんの出汁は中央のタンクに熱々が入れてあり、麺を湯がいた後、そのタンクのコックをひねって自分でかけるのだが、私は「ぬるかけ」にしてみた。麺は冷たいまま常温の冷や汁をかけてもらうのだが実はこれが、麺の本当の美味さを味わうには一番いい温度なのだ。
隣は小エビのかき揚げ。でもってうどん小が170 円、天ぷらが100円の計270円なのだ。どうだまいったか!
ぐふ、ぐふふふふふ。すばらしく讃岐している う・ど・ん だぞ! そして出汁が珍しくいりこを感じさせない。上質の昆布をたっぷり使っているとまでは言い難いが、甘く、優しい出汁だ。こんな片田舎で、この値段で・・・まさに「恐るべき讃岐うどん」なのだ。
メニューに蕎麦があったので、冷やつけ汁で追加してみた。昼どきお客が次々とやって来る隙間をぬって注文。小で同じく170円である。
さすがに蕎麦は釜揚げではなく、作り置きのものを丼に載せただけだ。もっちりした、うどん粉たっぷりの7:3くらいの蕎麦に違いないが、これがなかなか美味い。ほのかに蕎麦の香りもする。つけ出汁は甘いが、くどい甘さではない。
この蕎麦に、先ほどの小エビのかき揚げを載せ生卵を割り入れ、関東の真っ黒の、しかも熱々の出汁をどばぁぁっとかけて食ったらさぞ美味かろう。しかし、ここでのかけ蕎麦はうどんの出汁が入ってしまうのであった。そして蕎麦湯はない。
ぶらぶらと自転車を走らせ、溜池や田んぼや住宅や水路を観察しつつ、屋島の方で向かっていくと、前から気になっていた蔵様の喫茶店があったので入る。というか、暑くて暑くて、もう水分補給の限界であったのだ。
かなりこだわりのある珈琲屋さんであった。なので、私はダッチ式のアイスコーヒー。yuiさんは甘い系ですな。これがそれぞれ昼食のうどんよりお高いんですな、当たり前ですがw。
マスターは丸メガネの方でした、実はワタシも先日の高知旅行で念願の丸メガネを購入。恥ずかしながら遠近両用であります。あんまり黒っぽいのだと、アクが強い顔ゆえ強烈なのでyuiさんに却下され、おとなしいスモーク色に落ち着きましたw(いの町にあるハマヤさんという眼鏡屋さんです)。
その後、港のほうまで行ってみる。道端にフェニックス、これは正確な和名は「カナリーヤシ」というそうだが、すごいよなぁ、南国だ。
実をつけていた。
ドックに浮かぶ船。これも高松の表情のひとつだ。
フグの子供が浮かんでいた。眼鏡変えたのでよく見える。