コブダイとクラゲの関係


いやー自分のカタイ講演録70分を編集してYouTubeにアップするなんてやってたもんだからクタクタになってしまったよ(笑)。ところで白髪の佐野元春がテレビCMに出てたもんだからアレレ?と思ったら、昨年から今年にかけて「30周年」のツアーをやったんだね。老けたな佐野元春。まあ、清志郎も死んだし、オレだってもう50過ぎたんだから当たり前かw。

佐野元春といえば東京在住のサラリーマン時代、六本木の後輩の社宅に転がり込んではよく聴いていた。荒れていたなぁあの頃はw。高校時代はもっと荒れていたんだ、心は。だから清志郎の「トランジスタ・ラジオ」はあの頃のオレそのものだったのだ。

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福井講演旅(その3後半/SHIZUKUライブ)


さて福井県での講演をやってきました。駅前のアオッサという建物、その8階にある県民ホール。

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その後、懇親会で歌をやることに。実は、講演前にステージでやっちゃえば、というハナシもあったのですが、さすがに学術的講演ゆえ後半に回してもらったのでした。円形テーブルのある景色のいい部屋です。

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失うものは何もないのだから


「桑田圭祐の『月』がいいからぜひ歌ってほしい」と言われてカラオケで歌えるように練習w。こういうの、調べて覚えるのにYouTubeはめちゃ便利だぁ。で、いろいろ探していたら桑田くんのラヂオの生ギター録音シリーズがアップされていて面白いんだわ。これどうよ「弾き語り生歌 ボブ・ディラン – 風に吹かれて」。ぐっとくるよねぇ(2012.4現在、削除されました/泣)。

ボブ・ディランといえば、私たちの世代が最初にその名を知ったのは、オリジナルソングではなくガロの「学生街の喫茶店」の歌詞の中ではないだろうか。「片隅で聴いていたボブ・ディラン♪」

浜田省吾の畢生の名曲「路地裏の少年」の中にもディランの曲が出てくる。「古ぼけたフォークギター窓にもたれて、覚えたての『風に吹かれて』♪」という詩があるのだ。

「路地裏の少年」なんて、カラオケスナック(演歌だけがほぼ9割)のジサマ・バサマの前で歌ったって、誰も知らない。ところが、やっぱり歴史的名曲っていうのは世代を超えたオーラがあるらしく、無視されず耳を傾けてくれたりする。「ええ曲やな・・・」などと、見知らぬ皺だらけのオバチャンが声をかけてくれたりするのだったw。

ディランは長らく無視していた。でもやっぱり聴いてみるか、と『追憶のハイウェイ61 』を買ってみた。「 ライク・ア・ローリング・ストーン」が、凄かった。雷に打たれるような曲というのがあるのだ。コード進行の単純さを消し飛ばしてしまうような、言語を超えた言霊が魂をぐらぐらと揺さぶるような曲というものが。

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この曲は、ある人の死と「自分を貫いて生きる」という試練を介して、私に忘れ難い思い出を作ってくれた。

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ふるさと、七つの子


ウェス・モンゴメリーの曲がじゃんじゃんYouTubeにアップされて嬉しい。晩年にCTIレーベルから出された曲をあらためて聴き直すと凄いよなあ。アフドリブは当然だが、テーマが「歌っている」。テーマだけでこれだけ聴かせるのって大変なことだよ。

さてSHIZUKUのYouTubeアップ第4弾は「ふるさと」と「七つの子」です。僕の絵巻と一緒に楽しんでネ。