昨日、熊森群馬支部長と話しているとき酸性雨の話題になり、足尾銅山の植林の話が出た。銅の精錬による煙害(酸性雨)で荒廃した無立木地にボランティアが植樹しているのが有名である。虎丸さんが大いに興味を示し、東京の山行きの予定をキャンセルして足尾に向かうことにする。
現場に入る前に足尾町にある「NPO法人 足尾に緑を育てる会」の事務局で話を聞くことにした。スタッフの神山さんが丁寧に応対してれいろいろと情報を入手。ここでは古くから国土交通省や関東森林管理局の基盤整備による治山・植林事業が行なわれてもいるので、パンフレットも多数入手した。
松木ダムが見えてきた。このダムの奥が渡良瀬源流の松木沢である。かつては煙害と山火事で荒廃した無立木地の岩山が続いていた。