初めての店に外食に行って、期待が外れたときの落胆は「やっぱりダメだったか・・・」とつぶやく程度で済むが、一番怖いのは美味しいと何度も通う店で、隣の人の化粧や衣服の洗剤(柔軟剤?)の臭いに当たってしまうことである。セルフうどんのような店なら即座に席を変えて離れてしまえばいいが、ちょっとした名店ではそうはいかない。食べている間にそんな臭い持ちの人が隣に座ってくると諦めるしかない。
臭いに関しては前からそうだけど、漆喰と無垢の木の家に住み始めるようになって、ますます鋭敏になってしまったようだ。たとえば仏壇に毎日あげるお線香、以前人から京都の線香をいただいたのだけど、その松榮堂「のきば」を使い始めたら、いままでの線香が使えなくなってしまった。