電光看板


このごろ車で町を走っていると目立つのが電光看板(LED看板ともいうらしい)。初期は文字だけが動いているものが目立ったが、最近はイラストが入ってかなり凝ったものがでてきた。群馬はこの手の看板が多いような気がする。

小さな枠内、しかも粗いドット、単色。そのミニマルな制約の中で、いかに表現豊かに広告表現を行なうか。藤岡市内のあるスナックの看板に傑作をみつけた。実際はこの4~5倍の長さがあり、その内容のバリエーションに見入ってしまうほどのものである。

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かつて20代の頃、ビデオテックス画面のイラスト・デザインで業界に入っていった僕には、妙に懐かしいのでした。


ラムサールの田んぼで


イラストマップと看板の仕事で宮城県に行ってきた。仙台平野は昔から水鳥の飛来地として有名で、とくにマガンは数が多い。着いた夕刻、蕪栗(かぶくり)沼をねぐらとするマガンの帰還に遭遇し、その声と羽ばたきのスケールに感動させられた。いま、日本でこんな圧倒的な野生生物の息づかいを感じさせる場所はそうそうはないのではないか。

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