群馬の焼きそばがあまりに情けない代物だったので、相方yuiに東京浅草のディープな焼きそばをごちそうしようと朝からコペンを走らせる。ところが、佇まいは同じだったその渋い店は、味がなんとなく変わってしまって、フツーの焼きそばになっている。ひょっとしたら僕が変わってしまったのかな。ともあれ浦島太郎になったような気分だった。
浅草は意外や元気で人が多かった。藤棚のある裏ぶれた飲み屋街はまだ明るいというのに喧噪をきわめており、パリのカフェやイタリアのバールを思わせる路上テーブルでの「飲み」の雰囲気がなかなか良かった(まあ、かなり暗めではありますが/笑)。これまた渋い喫茶店を見つけてアイスコーヒーで涼む。
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