ラム肉、キャンティ・クラシコ


夜遅くまで頑張ったが仕事が終わらない。朝4時起きでまとめる。紙芝居&個展プロジェクトや著作のイラスト手伝いほか、いろいろとお世話になっている東京のYちゃんが遊びに来る。児玉まで迎えに行き、アトリエで相方と焚火しつつ歓談するなか、僕は昼までかけてようやく仕事のFAXとメールを送る。

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養蚕のための家、ウドの天ぷら


水戸の旧友Tが遊びに来るというので、その前に原稿取材に上野村の重要文化財「黒沢家住宅」を見にいく。スケールはわがアトリエの4倍はあるかな。1階の各部屋もおしゃれだし2階の大空間はまるで体育館のようである。2階は養蚕の作業部屋である。

幕末に横浜開港、そして絹糸が大量に輸出され、外貨を稼いだ時代があった。国営の富岡製糸工場が開業、上州の生糸は品質が高く「マエバシ」の名で欧州に知られていた。切り妻屋根、総2階。群馬県の北・西部の古民家はこの形式が多い。屋根の総面積もかなりのものだと思うが、これがクリ板の割板を重ねたもの。それに石がずらっと載せてあり、ただただ壮観。食料の買い出しに峠をトンネルで超え、下仁田から高速に乗って藤岡へ。運転は相方で、僕は助手席でパソコンを膝にのせ仕事。

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石垣、ワサビ漬け、ウド移植


日曜日ごとにやってくるトラックの移動販売の黒沢商店のおじさんの話は本当に面白く興味深い。おじさんは現在67歳。神流川最上流の上野村で生れ育ち、Y先生の「すりばち学校」で実際にY先生の教え子だったことがある。現在は高崎に近い玉村町に住み、トラックに食料を積んでやってくる。

昨日はおじさんの話を意図的に誘導し、石垣の話を聞き出した。日本の山間部に数多くみられる石垣は、いったいどのような構造になっているのか? その材料はどこからやって来たのか? 重機のない時代、あれだけの重さの石をどうやって積み上げたのか? この「石垣の秘密」・・・前々から勉強したかったのだ。

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ワインテーブルとオムライス


朝、トーストとコーヒーで仕事開始。種を蒔いたところがたくさんあるので相方は水やりに忙しい。僕は廃材の整理をして水路に橋をかける。これで畑に渡る3つの橋ができた。昼食は豆と野菜のスープとオムライス。珍しく助っ人Y氏がお休みだったので3人前が2皿となり、特大サイズをぺろりと食べてしまう。山仕事は腹がへるのだ。

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