桐生で始まった展覧会の中日(なかび)なので現地へ。私たちの飾り方は現地作業が多いので曲がりや落ちがないかチェック。それに山暮らしの様子が掲載された雑誌『自遊人』11月号も展示用に持参した。
タグ: 個展
会場から
個展準備
個展終了、新たに生まれ出ずるもの
展覧会が無事終わった。搬入時に軽トラが故障したので、搬出は友人に手伝ってもらい、額がわりに使った2階の戸板は、1週間ぶりに無事はめ込まれたのだった(笑)。この集落でも『上毛新聞』をとっている家は多いので、僕らの活動もずいぶん知られたようである。
ここに越して丸2年が過ぎた。この2年間は僕らの意思表明として、ホームページによる発信、個展やライブ、講演会などを精力的にこなしてきた。いま僕らは、その「意思表明」期間は終ったと考えている。これからは1回1回のライブや公演・講演にもさらに精度を高め、本づくり、曲づくり(CDづくり)にもじっくり取り組みたい。
僕にとって今回の個展は、過去の『北アルプスのダルマ』にまつわるスケッチを発掘したことが嬉しい。段ボール箱深く、およそ20年近く眠っていたスケッチブックの封印が解かれたのだ。この数冊のスケッチブックは『北アルプスのダルマ』の創作のために描かれたものだが、その存在は仕事関係者はもとより友人の誰も知らない。
北アルプス
ららん藤岡での展覧会の会期中、北アルプス旅行記のドローイングに「花の部分だけ色塗りする」という公開制作をやっている。しかし、懐かしい作品だよなー。僕の30代は「この作品に全てを注ぎ込んだ」時代といってよい。