ボックスアートの思い出


明日、紙芝居をする保育園に打ち合わせに行った。その足で「無鄰館」のギャラリー「ルート66」で関口氏の個展(絵と立体)を観てきた。無鄰館はかつてノコギリ屋根の工場をアート発信のロフトに改装した建物で、中にアーティストが工房を持っていたりする。

関口さんは、無鄰館に工房を持っている彫刻家のMさんと親しい間柄であるそうだ。吉井での里山暮らしも長く、木材や囲炉裏の話なども聞かせていただいた。「全盛期のクニヨシ(国吉康雄)の色に似てるなぁ」とつぶやいたら、案の定、氏はクニヨシ大好きだそうな。

今日は梅田のふるさとセンターでもアートの展示があったそうで、桐生はさすがにいろいろやっている。これらのインフォメーションには『桐生タイムス』という地元新聞が便利なのだが、なにぶん購読していないので重要なイベントを外してしまうこともままあるのでした。

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展覧会、中日(なかび)


桐生で始まった展覧会の中日(なかび)なので現地へ。私たちの飾り方は現地作業が多いので曲がりや落ちがないかチェック。それに山暮らしの様子が掲載された雑誌『自遊人』11月号も展示用に持参した。

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個展終了、新たに生まれ出ずるもの


展覧会が無事終わった。搬入時に軽トラが故障したので、搬出は友人に手伝ってもらい、額がわりに使った2階の戸板は、1週間ぶりに無事はめ込まれたのだった(笑)。この集落でも『上毛新聞』をとっている家は多いので、僕らの活動もずいぶん知られたようである。

ここに越して丸2年が過ぎた。この2年間は僕らの意思表明として、ホームページによる発信、個展やライブ、講演会などを精力的にこなしてきた。いま僕らは、その「意思表明」期間は終ったと考えている。これからは1回1回のライブや公演・講演にもさらに精度を高め、本づくり、曲づくり(CDづくり)にもじっくり取り組みたい。

僕にとって今回の個展は、過去の『北アルプスのダルマ』にまつわるスケッチを発掘したことが嬉しい。段ボール箱深く、およそ20年近く眠っていたスケッチブックの封印が解かれたのだ。この数冊のスケッチブックは『北アルプスのダルマ』の創作のために描かれたものだが、その存在は仕事関係者はもとより友人の誰も知らない。

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