放射能と薪火


▼薪から放射性セシウムが検出されたニュース

長野県は5日夜、立科(たてしな)町の山林で伐採されたカラマツの薪から国が示した指標値(1キロ当たり40ベクレル)を超える46ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県内の薪から指標値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。県は、この薪の生産者に販売、使用をしないよう要請した。また当面、県内全域の薪生産者に指標値を超えないことが確認された薪以外は販売しないよう呼びかけるとともに、利用者に対しても安全が確認された薪を使用するように注意喚起をしている。ただし3月11日以前に生産されてシートをかけるなどで風雨にさらされていない薪については安全に使用できるとしている。(産経ニュース2011.12.6)

この立科町は長野県のどこなのかというと・・・上田のちょっと南の辺りだ(赤いピン)。

この地図と早川マップを比べてみる。立科町は汚染の色分けから外れた場所だ。ということは・・・どれほど広範囲の土地の「薪」が汚染されているのだろうか。

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長野県は知事の意識が高いせいか汚染のニュースがよく出てくる。すでに汚染地帯であることがバレてしまった所ではその事実を隠す傾向にある。

焚き火も囲炉裏も薪ストーブも安心して使えない。灰を畑にまけば作物が汚染されるかもしれない。なんという時代になってしまったのだろうか・・・。


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