古民家で囲炉裏の打ち合わせ@徳島山川


昨日のワークショップを終えて、僕はその足で徳島の古民家再生の現場へ。築91年の商家を再生改装し「藍染めの体験宿」に作り変えるという山川の「おえいちプロジェクト」。徳島とはいえGomyo倶楽部から車で20分くらいの距離ということもあり昨年から関わり始めており、4/29-30には「大地の再生」講座も行った。

だいぶ工事が進んでファサードの表情が見えてきた。宮大工の棟梁なので細部も入念に仕上げてある。なんだか凄い建物に生まれ変わりそうな予感。

施主のクボタノリコさんから最初に相談を受けたのはこの石垣とコンクリートの叩きの処理だった。石垣のきわにU字溝をつけるのを止めさせ、そこに竹で空気孔をいくつかつくり、雨は奥の水路に落ちるように水勾配を合わせる。結果、青石の矢羽積みの石垣が見えるようなカフェスペースを創出することになった。

そして、古民家の心臓部に囲炉裏を作る。さすがにこれは棟梁も難色を示したが、基礎の工事で出た大量の石を処理するためにも、「藍染めの体験宿」という古民家のテーマにも合致する「本物の炎の囲炉裏」をここに作りたい。問題は煙抜きだが、それもいくつかの手を考えてある。

外壁には僕が壁画を描くことを約束した。新規の壁は焼杉が張られる。

昨夜は現場で打ち合わせした後、脇町の激渋居酒屋「千松」の座敷で前回のイベントの打ち上げ。料理もすごく美味しくて感激。お刺身が大ぶりだったのでスイスアーミーで刻んで食べていたら皆に笑われた💧

泊まりは脇町のゲストハウス「のどけや本館」で。脇町は「うだつのある街並み」として古民家が多数残り重伝地区に指定されている。

帰りは塩江を通って帰ると高松が近い。帰り際、昼は塩江の名物食堂「谷岡」で、

昔ながらの中華そばを♬


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