ドライカリフラワー、三木の柿園、間引きダイコンの佃煮


今日は早い時間からコーヒーを。パンは先日、南新町のアーケードにある「Bakery Cafe ル・レーヴ」の全粒粉入り食パンを買ってみた。全粒粉のパンは海外輸入の小麦だと農薬だらけなので国産小麦じゃないと食べれない。ここは北海道産とのこと。ただし天然酵母じゃなくて生イースト、そして三温糖使用なので味はやや凡庸か・・・。

カリフラワーが余っていたのでインド風の「ドライカリフラワー」を作る。これ『丸元淑生 続新家庭料理』のレシピで東京時代から作っている。何度食べてもカリフラワー料理の傑作だと思う。

スパイスはクミン、ショウガ、コリアンダー、ターメリック。塩と水とレモン汁だけ。仕上げにガラムマサラ。とにかく香辛料のマジックに驚かされ「こんな美味しい野菜料理があるのか!・・・」と、気がついたら一皿平らげてしまうことまちがいなし(笑)。

『続 新家庭料理』は中公文庫版(下のリンク右)のアマゾン中古はたいがい極安なので入手され作ってみては?♬

午後から三木町の果樹園へ。

僕の本の読者であるKさんが毎年恒例で「柿もぎ」を誘ってくださるのだ(昨年は虫飼害で不作)。Kさん、商売っ気はぜんぜんないので何年も無農薬である。

地形、地質的に果樹に向いている感じがするすごくいい斜面。すぐに柿酢に仕込めるような熟し柿が多数あり、とろとろのやつを現場ですすらしてもらったけど味もすこぶる良い。このまま柿酢に仕込めるようにガラス瓶も持参(ナイフでヘタや虫食い部分を取って入れていく)。

その後、Kさんの小屋でお茶をいただきながら情報交換して帰宅。途中yuiさんのご実家におすそ分け。父上が熟し柿大好きなので喜ばれた。

夜は、極上豆腐・厚揚げとタコで仕込んでおいたおでんを土鍋で温める。おでんといっても練り物や肉類はなし(動物質はゆで卵とタコだけ)。ダイコン、サトイモ、レンコン、日高昆布。それにギンナンと昨日の原木ナメコも。

昆布と鰹節でしっかり出汁をとっておけば、おでんは練り物や肉系なくても十分美味しいね。でも魚介系の何かはほしい(今回はタコ、次回はニシガイを入れてみるか?)。

ところでやっぱりタコ刺しがメチャうまい。水神市場の「無ろ過なま醤油」がすごく合うぞ! タコの写真、ちょっと半透明の茹で具合がわかりますか?

そしてこれは畑のダイコンの間引き菜とちりめんじゃこのさっと佃煮。

細いダイコン本体も刻んだ葉もなんとも深くてコクのある味わい。ごま油で鷹の爪を入れて刻んだ両者をさっと炒め、醤油、酒、みりんで味付け。あまりに美味しくて全部食べてしまったw

左が「かつお菜」右が「間引きダイコン」。やっぱりどんなに忙しくても畑はやめられない。

ああ、おでんにもへぎ柚子が合う〜〜〜。もうダメ・・・【断油・断肉】続行だがお酒は解禁か?(爆)。


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