ぴぃべりぃ、完熟いちじく、餃子探求


珈琲豆はふつう赤い果実に半球の豆が2粒ずつ入っている。が、ごく稀に丸い形をした豆が1粒しか入っていない場合があり、これを丸豆(ピーベリー)と呼ぶ。この豆はとくに味が良いのだそうな。自宅用コーヒー豆を買いに行く香西のカフェ「ぴぃべりぃ」。内装に高知産の杉材を使っていたり、薪ストーブがあったりとこだわりの店なのだが、店内でいただくのは初めて。ミニケーキ付きで、かつ淹れ残りのサイフォンがついて来てたっぷり2杯が飲める。

矢野さんに敷地を見てもらいイチジクの剪定のアドバイスを受けた。お帰りの後、さっそくその剪定をして残りの完熟実をすべて収穫。なにしろ今夜は台風直撃のルートに香川県がある。しかし、今年は昨年にも増して大収穫である。

イチジクはおしりが割れた後、さらに爛れて落ちる直前くらいまで木につけてから収穫すると発酵も加わり深い甘みになり最高に旨い。が、このときはアリやハチもやってきてズタズタにされるので難しい(笑)。ともあれ本当に完熟したイチジクは流通に乗らないわけで、自家栽培者の特権なのである。

ラップして冷蔵庫にしまっておいた残りの具でまた餃子を焼いてみたが、味はぜんぜんOKだった。餃子はいい肉を自家挽きして、その肉のだけのボールに調味料を入れてよくかきまぜて乳化させ、それに刻んで水切りした野菜を混ぜ込む(つまり肉と野菜のボールを分けておく)。そして焼く直前に皮に包むとうまくできる。

・・・ということは解ったのだが、中身のとろとろ感を出すのと、もうちょっと旨味を品よく加える(もちろん化学調味料なしで)にはどうしたらいいか?

ウチの餃子は「いままで人生で食べた餃子の中で一番旨い!」とお客さんによく言われるのだけど。納得の結果を出すまではまだまだ探求が続くのであった(T-fal買っちゃったのでw)。


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