金工作家のカトラリー


岡山の百田の杜でお会いした坂野友紀さんから案内ハガキが来て、彼女がなんと金工作家だと知る。それで6/8~10に高松の仏生山で個展(作品の展示販売)をするというので楽しみにしていた。写真で見ても魅力的なカトラリーなのだ。

ギャラリー「縁側の編集室」は仏生山温泉そっくりの建築で、同じ人の設計らしい。そのミニマルな空間に彼女の作品は実にぴったりだった。陶芸家のご主人も来ていて計画中の蒜山の家づくりの話などをする。

作品を手に取ると打ち出しの叩き跡や繊細な厚みの変化があり、あたたかでなにより立体としてのフォルムが良い。スプーンとフォークを購入。

まずは飾り棚に置いてみる。

この家に越してきてスプーンとフォークはMUJIのを揃えたのだけど、イマイチぼってりとして、好きになれない形でもあった。さっそく使ってみた。

良いね〜、まず軽い。そしてフォルムがいいな。これはひとつの彫刻作品だね。いま使っている5角形のヤマザクラ材の箸も作家物で、すごく気に入っているのだが、上質なカトラリーは食事の質を変える力を持っている。

明日はスプーンを使うためにカレーかスープを作ろう(笑)。


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