朝日が糸車を照らしている。思わず写真を撮った。
この糸車、yuiさんの生前に彼女を励まし夢をつなぐためにも・・・と骨董市で手に入れたものだ。竹とスギで出来ている。インテリアとしても存在感を放つ美しい道具である。
今日はその近所の骨董市(正式には「レトロ市」といい近所のレストランカフェ「カモメ」の2人が開催している)の日で、早朝からGomyo倶楽部のK嬢もやって来たので案内したのだが、この頃はだいぶ知られてきたらしく、朝から人が多く、めぼしいものはすぐに売れてしまう。なにしろここは激安で、掘り出し物がけっこうある。
私は今日はあまり買い気はなかったのだけれど、それでも目が止まったので陶器と木製の菓子入れを買った。
この菓子入れが面白い。フタの裏側にも絵があって宮島の大鳥居が彫られている。
彫りは潔い、迷いのない線だ。
材はなんだろう? カツラかな。
周囲には飛び鉋みたいなザクザク模様の装飾がされている。
接合もまったく隙間がない精巧ぶりである。和三盆なんか入れるのに似合いそうだ。
竹籠を狙って来たK嬢だが、今日はあまり見当たらなかった。トランペットを持って来たというので、囲炉裏暖炉の前でレパートリーをいくつか聴かせてもらう。ギターと音合わせしてみるがトランペットの音デカイ・・・。Gomyo倶楽部の場所で「いつか音楽披露して」といわれているのだ。
お昼はyuiさんのご両親と会食。その後、墓参りへ。
久しぶりに五色台を周遊。
墓参りの日は、いつも晴れてくれる。夏至生まれのyuiさんらしく。