屋島周遊〜ベリーズライフ(Cafe)


今日は遠出しようと思っていたのに朝から霧雨。ところが途中で晴れて、yuiさんのお墓に行く途中に虹が出た。墓参りの後、屋島の有料道路が試験的に無料化しているらしいのでひさしぶりに頂上まで行ってみる。すごくいい天気になった。道の途中から見る五剣山と源平の合戦場。

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ここから見る瀬戸内の島はまさに絶景である。最初に高松で迎えたお正月、ここの茶店で「あんもち雑煮」を食べたのを懐かしく思い出す。ここはyuiさんと何度も通った場所だった。

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さて、今日のいちばんの目的は、志度にある野菜料理&Cafe「Berry’s Life(ベリーズライフ」。実は、Gomyo倶楽部の活動の行き帰りによくこの前を通っていて、ちょっと変わったお店だな〜なんて眺めていたのだが、オーナーシェフがなんと僕の本のファンで、直々にメールをいただいたのだった。

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コンビニを改装した店舗だそうで、アプローチにベリーやハーブがたくさん植えてある。店内は木の香りに満ちていて、手作り家具やヒノキを敷き詰めた床が素敵である。

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ランチは「うさぎパレット」と呼ばれる野菜を中心にしたコース料理のみ。値段は1500円(税別)。

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素材はオーナー自ら自家菜園で作ったこだわりの無農薬野菜を中心に、デザートも自家製という。その創作料理のお品書きがテーブルの上に。

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イチゴと柚子のジュース。砂糖なし、偽りのない天然の味。

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次いでレタスとリンゴのサラダ、ブロッコリーの炒め。砕いたアーモンドが効いている。野菜は香り強く甘みがあり、この一品で陶然となる。

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リンゴとブロッコリーが意外によく合う。

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スープはカブ。美しいあしらいだ。透き通った甘み。胃の腑が洗われるような。

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メイン。野菜とロールキャベツ。中身は米をつなぎに入れたあいびき肉。キャセロールで出されるオーブン焼きだ。野菜が続いただけに肉の風味がよりいっそう強く感じられる。ジャガイモも入っていて、こぼれた肉汁と焼野菜の組み合わせが美味しい。

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これに紅芯大根のご飯がつく。色合いもすばらしいが、食べ終えてしまうのが惜しいような滋味を感じる。

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そしてデザート。オーナーシェフのMさんとパートナーのうさぎさんは2人ともベリー栽培暦の長い「ベリー狂」とも呼ぶべき人たちだそうで・・・

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ショコラの中に仕込まれたベリーが香り高く、まるでドラマの結末のような存在感を放っていた。

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そして最後はコーヒーでなく紅茶を選んでみた。アツアツで香り高いまっとうな紅茶。しめくくりにふさわしく。

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食べ終えてまったりしていると厨房のお二人が挨拶に出てきてくれた。サイドテーブルには様々な自然書とともに僕の『囲炉裏と薪火暮らしの本』が置かれている。ありがとう、ごちそうさまでした♬。

このコースは週変わりでメニューが刷新され、一年間(51週)続けられる。で、この51週をパーフェクトで食べた人には特典として、なんと一夜一組だけのスペシャルディナーを用意してくれるというのだ(2015年度は5名、そのときの様子はこちら)。

う〜っ、近かったら通ってしまいそうだ(笑)。

食後は大串岬をまわった。

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お土産はブルーベリーたっぷりのコレと・・・

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讃岐ワイン。クリスマスの夜に開けるとしよう。

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(yuiさん、僕だけゴメンな)。


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