あれから昼間は陽と風に当てて乾かし、夜はビニールシートをかけ、というのを繰り返した石窯くん。しかし、なかなか乾かないのだこの粘土は。
で、掘ったての柱をたて石窯に小屋掛けすることに。ちょっと大きめにつくり、薪置き場とする。まずは材料を引っ張り出す。
柱材を決め(今回はスギ)、先端を加工。左右から斜めに切り込みを入れ、ヨキで割る。ここに梁(はり)が載ります。この方法はイタルさんの小屋を観察して知った。
柱は本当はヒノキのほうが強い。そして埋めるところは焼いて炭化しておくと腐食や虫食いに強いのだが、今回は省略してみる。秋伐りのスギがどのくらい強いのか知りたい。埋めるときは小石と土を交互に落として何層にも突いて締めていく。柱の垂直を左右から確認しつつ。埋設部は50cmくらいで十分。
2本目は水糸を張って水準器で水平をとり、天端からの長さを合わせる。
梁を載せる。梁はかなり長い。6mくらいあるかな? 丸太は角材よりもたわみが少なく反力も強い。繊維を切断しないので。
夕刻、4本の柱が立ち、梁が載った。今日はここまで(寒かった!)。