ライブ機材購入・キノコの本


今週の土曜日(6/5)に桐生市内で紙芝居ライブをやるのだが、その音響をどうするかで悩んでいた。友人にお願いすることもできるのだが、やはり自分たちで一通りの設備を用意しておいたほうがいい、ということで前橋や高崎に買い物に行った。

これでアンプにマイク3本、それにミキサー等が揃った。

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今後は路上&小規模の室内ライブならSHIZUKU2名で出張可能になった。それに「忍木菟屋」でのミニライブでも使うことになるだろう。

さて前橋ケヤキウォークの楽器屋そばに紀伊国屋書店があるので帰りに立ち読みしていると「きのこ」の本を発見。

『きのこの下には死体が眠る!?/~菌糸が織りなす不思議な世界~』吹春俊光著(技術評論社2009)

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この本に注目したのは「きのこがつくる森」という概念だ。すなわち「菌根」とマツやナラとの関わりが詳しく書かれていた。以前マツ枯れについて小川先生の本を紹介したが、この吹春俊光さんもマツ枯れの原因をマツノザイセンチュウではなく「それ以前の富栄養化による菌根の衰退」としている。

吹春さんは1959年生まれ(私と同年代)で京大農学部の出身。現在は千葉県中央博物館に勤務のかたわら、京大総合人間学部の非常勤講師も勤めておられる。

以前にも書いたが「日本の学術界では、官学(東大・京大系)の学者が書に記するということがないと、まず絶対に新説は受け入れられないことになっている(10年は干される)」のであるが、官学系の方がいよいよマツ枯れの真実を発表し始めたということだ。


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