いつもの白インゲンのスープ。旧アトリエで作り続けた白インゲンは今でも私たちの大のお気に入り。今日は新ジャガを掘って入れてみる。
ニンジンもタマネギもすべて畑のものだ。タマネギは以前に人から貰ったものが食べきれなくて芽が吹いてしまったのを畑に埋めておいたら小さい玉ができていたもの(笑)。でも、採りたては美味いのです。
乾燥スパイスはフェンネル・シード(自家製)と月桂樹の葉。出汁は豆と野菜から出る。味付けは塩だけ。
パセリもよく合う。外で食べるスープにはたいがいうま味調味料と油脂が入っているが、このスープは豆と野菜と塩だけ。これが実に美味い。白インゲンはスーパーなどで市販されているのを見たことがないが、地方の直売店などに行けば地豆として売られている。ぜひ作ってみてください。
肉も豆も高タンパク食品だが、
肉・・・高脂肪、低カルシウム、無食物繊維
豆・・・低脂肪、高カルシウム、高食物繊維という相反する大きな違いがある。そして前述のように、豆はご飯と食べ合わせることによって肉に勝るとも劣らないタンパク価となる。豆はまた、植物栄養素の宝庫でもある。
外食が続き、ホテルなどに泊まって朝食を摂るとき、朝からオムレツ、ふわふわのパンにバターやジャム、ソーセージやベーコン、砂糖入りのジュース・ヨーグルト、外国から来た果物、などが決まって出てくる。野菜は少量で、豆はまず出てこない。油脂と砂糖と過剰な塩分の摂り過ぎに、身体がウゲッと反応するが、人間は慣れてしまうもので、やがて身体が麻痺して順応してくる。
しかし、旅から戻ると、この白インゲンと野菜のスープに回帰して、私たちはホッと胸をなでおろすのである。
yuiさんがカモミールを初詰みしてきた。
今年はお茶用の乾燥花がたくさん採れそうである。
麦も順調に色づいてきた。今年も全粒粉のパンやチャパティやピザを作るぞ♪