『現代農業』新連載の原稿のイラストの直し。旧中里村のIさんから「ハチが手に入ったから梅雨明けまでに取りにくるように」と電話をいただいていたのだが、時間がとれない。
旅から戻ってアトリエの水道の出が悪くなっていて、ついにウンともスンとも言わなくなってしまった。イタルさんと中継タンクの水を抜いて掃除。1年ぶりなので、かなり泥がたまっていた。水槽に入って管を叩いたりしてようやく水が出るようになる。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
『現代農業』新連載の原稿のイラストの直し。旧中里村のIさんから「ハチが手に入ったから梅雨明けまでに取りにくるように」と電話をいただいていたのだが、時間がとれない。
旅から戻ってアトリエの水道の出が悪くなっていて、ついにウンともスンとも言わなくなってしまった。イタルさんと中継タンクの水を抜いて掃除。1年ぶりなので、かなり泥がたまっていた。水槽に入って管を叩いたりしてようやく水が出るようになる。
前日、韓国の酒マッコリを大量に差し入れしてくれたH君と囲炉裏で飲み、朝はタケノコご飯を炊いて朝食。その後、H君の案内で中里のハチ名人の家を訪ねに行く。H君は某テレビ局のディレクターで、番組で名人を取材した経験を持ち、アトリエにはたびたびその名人のハチミツをお土産に持ってきてくれていたのだ。
ニホンミツバチ、この神秘の昆虫をご存知であろうか。彼らは自然状態では樹洞などの穴ぼこに巣をつくる。その習性を利用して、木をくり抜いた人工巣箱を設置して、ミツバチを呼び込み、その蜜を採るということが、山村では連綿と行なわれてきた。外敵のスズメバチに対して西洋ミツバチは皆殺しにされてしまうが、ニホンミツバチは団子状にススメバチを包んでしまい、熱殺することで有名である。